「提案依頼書(RFP)の作り方」の授業が終了しました(産技短)

山形県立産業技術短期大学校・情報システム科1年次の学生向けに、「提案依頼書(RFP)の作り方」の授業をさせていただきました。

日時:平成30年2月7日(水) AM8:50~PM0:00
場所:山形県立産業技術短期大学校

「提案依頼書(RFP)」の作り方

 

この授業では、提案依頼書:RFP(Request For Proposal)とは何かを学び、サンプルシナリオをもとに実際にグループごとにRFPを作り、皆の前で発表していただきました。

相手に何かをお願いしようとした場合、なかなか正確に伝わらないことが少なくないのではないかと思います。特に、情報システム開発の場合、要求が正確に伝わらないことは致命傷にもなりかねます。

ですから、どのようになシステムを作ってほしいのかを一言も逃さずに、理路整然と、正確に、相手にわかるように、きちんと伝える必要があるのです。しかし、情報システムというのは専門性が高いので、どのように言いあらわせばよいのかわかりにくい。システムを依頼する側はどちらかというと情報システムの専門知識を持っている人が少ないため、自分の要求をきちんと伝えきることは決して容易ではありません。

結果的に、正しい要求が出来ていなかったためテストの時点で抜け・漏れ・間違いが続出し、にっちもさっちもいかなくなることなんて珍しくはないのです。

「要求無きもの設計ならず、設計無きものシステム実現ならず」です。

山形県立産業技術短期大学校

そこで登場するのがRFPです。

提案依頼書…ですから、ベンダー様に提案を依頼するための資料という意味です。提案を依頼するためには、自分の要求をきちんと把握しておく必要がありますから、要求定義とも言えます。

RFPの意図を知り、まとめ方がわかれば、自分の要求(意思・考え)を正確にかつ論理的に表現することが可能となります。

RFPは、より良い情報システムを効果的に効率良く適切なコストパフォーマンスで導入していくために必要不可欠なのです。

また、ベンダ企業様側においては、システム導入を進めたいユーザ企業様の要求を引き出し、まとめあげ、要件定義に至るプロセスまでをサポートすることが可能となります。

さらに、情報システム関連の仕事につかない方でも、この考えはいろんな場面で適用できますから、人生そのものに役立つテクニックであることも説明させていただきました。

学生のうちに是非このテクニックを習得していただき、社会で活用していただければ嬉しい限りです。

 

ダブルインフィニティコーディネート
代表 ICTコーディネーター&スペシャリストトレーナー
齋藤博美(さいとう ひろよし)